あなたの指導者は"メンタル"知識がありますか?

私の娘たちは長年スポーツをやっています。

 

チアリーディングに器械体操、

カヌーに陸上、

 

個人競技、団体競技どちらも、

そんなスポーツ選手の親として

子どもたちを10年以上見てきましたが、

 

驚くことがひとつあります...!

 

 

それは...

 

 

これだけ世の中が発展し

教育システムや生徒指導に変化がある中で、

 

スポーツ指導は

昔も今もたいして変わっていないこと...!

 

 

 

私自身も昔、中学高校とバスケ部で

スポーツを経験しましたが、

 

当時の顧問の先生は

暴言も体罰もひどかったものの、

『スポーツなんてそんなもの』という

暗黙のルールのようなものに支配されていました。

 

今でこそ、体罰は大幅に減り

身体的傷害はなくなってきましたが、

 

 

では、暴言など

"精神的な傷害"は...?

 

 

メンタル指導への

理解と知識は....?

 

 

残念ながら

娘を見ていて、今でも

 

指導者の経験と知識による

視野の狭い偏った指導方法

は昔も今もさほど変わっていないように思えます。

 

学校教育においては

指導要領が変わり、

 

評価基準や受験システムが変化したことで、

教員養成や現職員のフォローアップや研修など

多少なりともアップデートはされますが、

 

スポーツ指導においては...?

 

基本的に指導免許があるわけでも、

研修やフォローアップが

義務付けられているわけではないため、

 

身体的、技術的指導はできても、

精神・メンタルへの知識と理解は乏しい

のが現実です。。!

 

 

 

スポーツは"根性"。

 

やる気がない奴、

ついてこれない奴は辞めろ。

 

指導者の言うことは絶対、

口答えは一切無し。

 

過酷な練習は当たり前。

 

どんな選手も全員同じやり方で

トレーニングしてこそチームワーク。

 

できない発言は他の選手への迷惑。

 

 

一概に否定はしませんが、

いまだにこの考えを基本に

厳しい世界で上を目指して欲しいと願う

指導者、そして保護者は少なくありません。

 

もちろん、スポーツは

楽しいだけではなく、厳しい練習も必要です。

 

身体を鍛え、体力をつけ、

技術を習得して成長していかなければなりません。

 

 

しかし、それだけでは

壁にぶち当たり、気持ちが折れて

スポーツを続けられず辞めてしまった選手は

たくさんいるんです。

 

 

どの選手も、"天才"はいません。

 

どんな選手も、才能だけで一流にはなれません。

 

 

努力に努力を重ねられる、

それを楽しめる精神・マインドを持てる選手が

ぐんぐん成長して実力を発揮できるんです。

 

 

そのためには、

 

身体・技術だけを

指導する指導者では

選手の育成はできません。

 

 

選手の特性を知り、

アプローチの仕方、

適した練習法を考え、

メンタルの重要性を

理解している指導者こそが

 

最も選手から信頼され、

"選手と並んで"目指す目標へと

一緒に歩める指導者なのではないでしょうか。

 

 

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